軟水のお風呂

軟水風呂


【軟水って何?】
水には「硬水」と「軟水」があり、熟語の通りに「硬水=硬い水」「軟水=柔らかい水」の意味を指します。
ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分(無機塩類)が含まれ、この量の多寡を表わすのに使われる指標が「硬度」です。この硬度を基準にして、硬度が一定基準よりも高いもの(=ミネラル分が多いもの)を硬水、低いもの(=ミネラル分が少ないもの)を軟水といっています。
ちなみに、英語でも、硬度を「hardness」、硬水「hard water」を、軟水を「soft water」と呼びます。

一般に、軟水は、
・昆布やカツオのだしをとる際にグルタミン酸等の旨味成分を引き出し、日本料理全般に適しています。
・炊飯も、軟水の方が美味しく炊き上がり、反対に硬水で炊飯をすると御飯がパサパサになります。
・日本茶や、紅茶、コーヒー、及びウィスキー等の香りを引き出す効果があるといわれます。
・赤ちゃんの調乳には硬度が0mg/Lが適しています。

逆に、硬水は、
・肉の臭みを抑えたり、アク汁を取りやすくするので、洋風だしをとったり、肉を使った煮物や鍋物に適してます。
・また、エスプレッソの場合は却って苦みや渋みが抑えられ、まろやかになるようです。
・スポーツ後のミネラル補給や、妊産婦のカルシウム補給、また便秘解消やダイエットにも役立つとされます。

では、お風呂に使用すると良いとされる理由はなんでしょう?
それは「硬度」によります、軟水は「硬度成分」が少ないので、硬度成分による「刺激」や「石鹸などで身体を洗った時に起きるギスギス感=金属石鹸を起こしにくい」特製があります、しかも軟水自体に洗浄能力が備わっているので、軟水のお風呂に入ってるだけで毛穴の汚れを落としてくれるのも特徴です。
「美肌の湯」と言われる理由がこれに当たります。
ボディシャンプーや洗髪用シャンプーなども通常の硬水でのお風呂の約半分~1/3程度の量で洗えます。

当然、洗濯にも「軟水」は向いていますので是非、隣接してるコインランドリーもご利用下さい。
洗濯用洗剤も半分~1/3程度で綺麗に洗濯できます。

美肌の湯 軟水風呂(浴槽全てに使用)の特徴

  • 軟水は硬度成分が極端に少なく洗浄能力があるので、入浴してるだけで毛穴の汚れを落とします。
  • 身体や洗髪時のシャンプー類の量が硬水よりも少なく済みます(軟水で洗うだけでもサラサラ効果があります)
  • 硬水独自の身体を洗った後のチクチク感やギスギス感がありません。(金属石鹸を起こさない)
  • 皮膚にも優しくアトピーや汗疹、湿疹などに効果的(定期的に入浴するのが効果的)
  • 貴金属類(ネックレスやピアス、ブレスレット系)は外してお入り下さい、サビの原因になります。
  • 保温効果にも優れていますので、ご自宅到着までポカポカです。

毎年12月23日は冬至 美肌の湯+ゆず湯でさらに美肌効果日!

冬至とは一年で最も陽が短い日で夜が長い日。
夜長は体調を崩しやすいとされ、多くの家庭や銭湯で冬至にゆず湯を行うようになりました。
その始まりは1838年(天保9年)江戸の銭湯がゆず湯を始めたと言われています。

ゆずは季語で言えば【秋】ですが、ゆず湯となると【冬の季語】になるほどのもので、ゆず湯は身体を温め風邪を引かないと言われ、銭湯などが行ってる理由にもなっています。
また湯治(とうじ)と冬至の語呂合わせで、身体息災であれば融通(ゆうずう)が利くとのことで縁起物としても冬至のゆず湯が浸透した記録が残っています。

風流、香りとも高く、身体にも良い湯で冬の夜長をほっこりと銭湯で落ち着くのも良いものですよ。

ゆず湯などのお知らせは【朝日温泉・ツイッターでも配信致しますので要チェックを!】
【写真は音楽LIVE+ゆず湯を開催した時の模様】

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朝日温泉